問題16                 


次は、群集密度と歩行速度との関係であるが、誤りはどれか。

1、2人/u程度までは、停止又は整列しているときには、それほどの混雑を感じない。ただし、その流動速度には低下が見られる。
2、3人/uになると、その群集が流動しているときに、ほとんどの人が混雑を感じるようになり、全体としての歩行速度にも明らかな低下が見られる。
3、一般に、1分間に80m進むことができる人が、2人/uの場合には約50m、3人/uの場合には約25m、4人/uの場合では10m以下になる。
4、安全な密度を保っている群集であっても、興味をひく対象が出現したときには、徐々にかけ寄るなどして、少しずつ危険な過密状態となっていく。
5、「アーチアクション」とは、狭い出入り口等へ多数が殺到した場合、すべての人が通過しようとしているのに、相互に他人の体が邪魔をして押し合う結果となり、誰一人として通過できなくなる現象である。




























































解答と解説
正解は(4)
1、2,3、5は、正しい。
4は、徐々にではなく、一斉に駆け寄るなどして、突発的に危険な過密状態が出現することがあるので、誤り。












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