問題18                 


次は、群集密度と歩行速度についての記述であるが、誤りはどれか。

1、群集の密度が2人/u程度までは、その群集が流動しているときには、ほとんどの人が危険を感じない状態であり、停止又は整列しているときには、それほどの混雑を感じない。ただし、その流動速度には、低下が見られる。
2、安全な密度を保っている群集であっても、興味をひく対象が出現したときには、一斉にかけ寄るなどして、突発的に危険な過密状態が出現することがある。
3、4人/uの混雑密度は、エレベータが満員となったときの状態であり、一般的に入場待ちの行列等、停止している群集においては比較的安全な密度とされる場合が多い。
4、一般に、1分間に80m進むことができる人が、2人/uの場合には約50m、3人/uの場合には約25m、4人/uの場合では10m以下になる。
5、アーチアクションは、9人/uを超える密度となった場合に発生するので、あらかじめ群集を分断するなどして、このような事態を回避する手段を講ずる。































































解答と解説
正解は(3)
1、2,4、5は、正しい。
3は、停止している群集の安全確保上の限界密度とされているので、誤り。












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