問題27                 


次は、雑踏警備業務における群集の整列規制要領についての記述であるが、正しいものはどれか。

1、整列に当たっては、既に混乱が生じた後では、これを正常に復することは極めて困難であるとともに時間を要する。したがって、事前に群集の自由な行動を制限し、威圧的な姿勢を持って混乱の未然防止に努める。
2、蛇行方式による待ち列は、一方向に長くなり、幅が広いスペースの場合は、そのスペースを有効に利用しにくいという欠点がある。
3、直進方式による待ち列は、一定のスペースを効果的に利用することができるが、群集にとっては、歩行距離が延びるという欠点がある。
4、待ち列の縦の長さが20mを超えるような場合には、15から20mごとに分断し、緊急動線として待ち列を横切ることができるようにする。
5、施設の壁等に沿って列を作る場合は、隣接した他の施設等の正面に人が滞留して、営業を妨害することになってもやむを得ない。


































































解答と解説
正解は(4)
1、2、3、5は、誤り。
1は、群集の自由な行動に正当な理由なく制限を加えたり、みだりに参集者を威圧することのないようにするので、誤り。2,3は、解説が逆である。5は、他の施設等と隣接している場合は、他の商店等の正面に人が滞留するなどして、営業妨害にならないように注意しなければならないので、誤り。












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