問題28                 


次は、群集の整列等についての記述であるが、正しいものはどれか。

1、整列に当たっては、既に混乱が生じた後では、これを正常に復することは極めて困難であるとともに時間を要する。したがって、事前に群集の自由な行動を制限し、威圧的な姿勢を持って混乱の未然防止に努める。
2、群集の滞留場所がないような施設等での整列は、当該施設の壁等に沿って当該施設を取り巻くように列を作ることとなるが、他の施設等と隣接している場合、その正面に人が滞留して営業妨害となるようであってもやむを得ない。
3、蛇行方式による整列は、一定のスペースを効果的に利用することができるが、群集にとっては、歩行距離が延びるという欠点があり疲労感を与えやすい。
4、整列する群集の待ち列が100mを超えるような場合には、50mごとに分断し、緊急動線として待ち列を横切れるようにする。
5、群集の滞留場所の環境は、夏場であれば直射日光が当たる場所、冬場であれば寒風が直撃する場所、道路上においては車両による排気ガスで気分が悪くなる場所もあるが、入場待ち等のためであり、配慮する必要はない。


































































解答と解説
正解は(3)
1、2、4、5は、誤り。
1は、自由な行動を制限、威圧してはいけないので、誤り。2は、営業妨害とならないようにしなければならないので誤り。4は、20mを超えるようなときは、15から20mごとに分断するので、誤り。5は、配慮することが望ましいので、誤り。












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