　問題45　　　　　　　　　　　　　　　　　

次は、事故発生時の二次災害防止要領についての記述であるが、誤りはどれか。

１、現場にいる警備員は、直ちに過密による危険な状態の解消に努める。
２、上記１の具体的な行動としては、事故現場への群集の流入を規制する、周囲の群集を押さないように広報する、過密部分にいる群集を整列させるなどである。
３、事故の状況によっては、周辺にいる群集に対し、警備員の実力行使によって、事故現場への流入を阻止する。
４、エスカレータで転倒事故が発生した場合は、直ちにエスカレータを停止し、エスカレータ直近にいる群集に対し、エスカレータ部分の通行禁止の措置をとる。
５、仮設通路や仮設階段の倒壊によって事故が発生した場合は、速やかに群集を安全な場所まで退避させるとともに、周辺の動線の規制、通行止め、迂回措置等を行い、事故現場に近寄ることを阻止する。

解答と解説
正解は（２）
１、３、４、５は正しい。
２は、過密部分にいる群集を整列させる必要はなく、速やかに過密部分にいる群集を退避させることを徹底することが正しいので、誤り。