問題48                 


次は、群集雪崩等の事故発生時における二次災害防止要領についての記述であるが、誤りはどれか。

1、群集が過密となったために、将棋倒しや群集雪崩等の事故が発生した場合には、直ちに転倒した人々を救出するとともに、その過密状態の解消を図る。
2、「群集雪崩」とは、直線形状に一方向に後ろの人が前の人を突き倒す形で、次々と転倒する現象である。
3、事故現場において警備員は、直ちに当該過密部分にいる群集に対して広報を行うとともに、危険な過密状態の解消に努める。特に、幼児や高齢者に過剰な圧力がかからないよう配慮する。
4、群集が過密になった場合には、その場所だけを規制しても過密状態は解決しないことが多い。その場合には、周辺にいる群集に対して事故の発生を広報し、事故現場への流入を規制する。
5、事故の状況によっては、周辺にいる群集に対し、警備員の実力行使によって事故現場への流入を阻止する。

































































解答と解説
正解は(2)
1、3、4、5は正しい。
2の説明は、将棋倒しである。「群集雪崩」とは、過密状態の中で不安定なバランスを保った状態が崩れて起こる現象なので、誤り。












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