問題73
次は、警備員の受傷事故防止のための危険予知についての記述であるが、誤りはどれか。
１、警備員の立つ位置を決める場合は、危険となる区域を把握し、そこを避けるために車両の操舵特性を知ることも重要である。
２、車両が停止するための停止距離は、路面状況や車両の状態によって異なるため、その変化を理解する。
３、大半の運転者は、走行中に目の前に障害物が飛び出してくると、驚きのあまりハンドルを切ることもできずに、そのまま突っ込んでしまうことが多い。
４、遠心力は、車両が左右に曲がる際に働き、曲がるときの安定力よりも遠心力が上回った場合には、その車両は横転することもある。
５、停止を求めた車両に対しては、その車両が完全に停止するまで注視し、発進させる場合には、その運転者の技量の優劣に関係なく、周辺の交通状況が安全であることを確認してから合図を行う。
解答と解説
正解は（３）
１、２、４、５は正しい。
３は、大半の運転者は、障害物を避けようとハンドルを切るので、誤り。
