問題8                 


次は、核燃料サイクルと核燃料の加工について述べたものであるが、誤りはどれか。

1、原子炉で使用されるウラン、プルトニウム等は、そのまま原子炉の中で燃料となるのではない。
2、燃料棒を支持格子で規則正しく配列して束ねたものを燃料集合体という。
3、ウラン鉱山で採掘されたウラン鉱石を原子力発電所で燃料として使用するために、工場で濃縮・転換・加工し、燃料として使用した後は、すべて高レベル廃棄物として埋蔵するという、原子力独特の燃料サイクルの行程を核燃料サイクルという。
4、燃料棒は、ジルコニウム合金で製造された被覆管の中にペレットを積み重ねて、両端に栓をして溶接で密封したものである。
5、セラミックス燃料の加工工程は、ウラン酸化物の粉末を円筒型に押しつぶし、さらに、熱で焼き固めてペレットを作る。











































解答と解説
正解は(3)
3は、燃料として使用した後は、再利用可能なウランやプルトニウムを再処理し、再び核燃料として利用する、原子力独特の燃料サイクルの行程を核燃料サイクルというので、誤り。













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