問題37                 


次は、貴重品運搬警備業務の着目すべき社会的意義及び重要性を挙げたが、誤りはどれか。

1、銀行の定める運行ダイヤによって、定期的に実施されることにより、金融機関の資金の流通が適正に確保されるばかりではなく、企業及び一般市民の必要な資金の流通を確保することにつながるので、貴重品運搬警備業務は、日々確実に実施する必要がある。
2、貴重品運搬警備業務は、社会的な流通資金の秩序を確保するために重要な役割を担っている。
3、現金の輸送業務が停止すれば、流通の仕組み上、銀行、信用金庫、信用組合等の金融機関は、資金不足となることから、貴重品運搬警備業務が経済に与える影響は多大なものである。
4、「手形・小切手」の交換は、現物主義のため一般支店と母店支店が連携して指定日までに本店事務センターに集約している。各銀行の事務集中式、オンラインの採用によっても合理化できないものであるので、これらの運搬も貴重品運搬警備業務として重要な業務の1つである。
5、運行の遅延によって当日の手形交換に間に合わない事態が起きても、不渡りにはならないが、多少なりとも社会的に影響を及ぼすことになる。































解答と解説
正解は(5)
5は、運行の遅延によって当日の手形交換に間に合わない事態が起きれば、不渡りとなり、社会的に多大な混乱を招くことになるので、誤り。






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