　問題44　　　　　　　　　　　　　　　　　

次は、積卸し時の警戒について述べたものであるが、誤りはどれか。

１、貴重品運搬警備業務を実施する際に、犯罪の発生する確率が一番高いのが、契約先到着時における貴重品の積卸し時である。
２、契約先到着５分前には、契約先と定めた連絡方法を用いて、到着予定時刻を連絡する。
３、警備輸送車両が到着する前の駐車場所の確保及び周辺の異常の有無の確認を契約先に依頼することは契約先の身を危険にさらすことになるので、到着後、警備員によって周囲の安全を確認することが必要である。
４、運転手と通信員は、受け渡しのマニュアル等によって、相互の警戒に必要なポイントを確認しておく必要がある。
５、過去の襲撃事件から見ても、多くの犯罪者は必ず下見行為を行っている。

解答と解説
正解は（３）
３の契約先に対し、警備輸送車両が到着する前に、駐車場所の確保及び周辺付近の異常の有無の確認を依頼し、警備員、契約先相互で周囲の安全を確保する必要があるので、誤り。