問題2                 


次は、身辺警備業務を取り巻く犯罪情勢等について述べたものであるが、誤りはどれか。

1、我が国における治安状況は、平成13年9月に発生した「米国同時多発テロ事案」後の国際テロに対する脅威に加え、外国人犯罪の多発、犯罪の凶悪化・スピード化、銃器使用犯罪の激増等悪化の一途をたどっている。
2、金融不況に伴う貸し渋り、契約トラブル、リストラ問題の反動(元社員の反発・支援団体の活発化等)、景気悪化に伴う経済的損失者の怨恨による犯罪等も加え、民間警備会社に対する身辺警備業務の需要は高まっている。
3、政治・経済界の要人、著名人等に対する「直接的な警備業務」はもとより、「会社・事務所等の警備業務」、要人の家族の安全確保を含めた「公・私邸に対する警備業務」が増加傾向にある。
4、用法犯認知件数が徐々に減少している中にあって、子供の連れ去りなどによる略取誘拐事件も減少傾向にあり、子供に対する身辺警備業務(学校や塾を利用する子供たちの自動車による送迎サービス等)の依頼も減少している。
5、ストーカー犯罪に関連して、若い女性を対象にしたエスコート・サービスと呼ばれる身辺警備業務も急増している。






































解答と解説
正解は(4)
1,2,3,5は正しい。
4の刑法犯認知件数は徐々に減少しているが、略取誘拐事件は多発しており、子供に対する身辺警備業務の依頼も急増しているので、誤り。











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