問題72
次は、緊急時の警察機関等への報告と連絡について述べたものであるが、誤りはどれか。
１、一般的に警察・消防機関への通報は、１１０番・１１９番へ通報することとなる。
２、緊急事案の発生に際し、通行人等の第三者に協力を求め、通報を依頼することは、情報の秘匿の意味から避けた方がよい。
３、状況によっては指定された所轄警察署等の連絡担当者へ直接通報する場合もあり得るので、所轄警察署や消防署の一般公衆回線（電話）の電話番号を把握しておくことも重要である。
４、警察機関等からの問合せに対応するため、あらかじめ自社警備本部（自社連絡担当者）の電話番号及び身辺警備業務に直接従事する警備員個々の緊急連絡用の電話番号等を警察機関等へ通知しておくことも不可欠である。
５、警察機関等に対して迅速かつ適切な通報を行うことは、警備対象者の「身辺の安全を確保」し、事案の未然防止と発生した被害の拡大防止及び早期沈静化を図るためにも重要である。
解答と解説
正解は（２）
１、３、４、５は正しい。
２の単独勤務等で自ら通報できない状況にある場合には、通行人等の第三者に協力を求め、通報を依頼することも１つの方法であるので、誤り。
