問題93                 


次は、債務不履行について述べたものであるが、誤りはどれか。

1、債務不履行には、履行遅滞、履行不能、不完全履行の3つの型があるとされている。
2、履行遅滞の場合は、強制的実現又は損害賠償の請求ができる。
3、「不完全履行」とは、債務の履行は為されたが、それが不完全な場合をいう。
4、「履行不能」とは、債権の成立前に履行ができなくなった場合をいう。
5、履行不能の効果としては、本来の給付を目的とする請求権は消滅するが、それに代わる損害賠償(墳補賠償)を請求することができる。




















































解答と解説
正解は(4)
1、2、3、5は正しい。
4の「履行不能」とは、債権の成立後に履行ができなくなった場合をいうので、誤り。







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