問題10                 



次は、警備業務対象施設における鍵の取扱いについての記述であるが、誤りはどれか。

1、個々の鍵のネームプレートに、その鍵が使用されている直接的な場所の名前を記入しておく。そして、使わないときは、鉄製等の鍵保管庫に保管し、盗難防止に努める。
2、警備員が預かる鍵は、原則として警備契約書又は警備計画書によって定められている。また、具体的な管理、授受の方法等については、警備指令書に記載されているのが一般的である。
3、施錠を確認するということは、単に外見上鍵がかかっている状態を視認することではない。侵入者が外部から操作すると考えられる力に対して、十分に耐えられる状態であるか否かをチェックするためにも、施錠後のドアノブを手で回す力を加減してはならない。
4、マスターキーについては慎重に対処し、原則として預からない。業務上、万一預かる場合は、他の鍵と取扱いを区別して管理する必要がある。
5、警備員が鍵を携帯する場合は、その時点で必要な鍵だけを保管庫から出し、その都度上司の検印を受ける。
































解答と解説
正解は(1)
2,3,4,5は、正しい。
1は、個々の鍵のネームプレートに、その鍵が使用されている直接的な場所の名前を記入しておくのは、紛失した際の脅威が大きいので、誤り。








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