問題13                 



次は、巡回業務の一般的留意事項について述べたものであるが、適切なものはどれか。

1、屋外の巡回は、明るい電灯や月明かりの中の歩行をできる限り避け、不審な兆候、不審者の気配が感じられたら、物陰か暗がりの中に身を置いて、その実体の確認に努める。
2、夜間の巡回中は、常にライトを点灯して、足音を抑え、不法侵入者をいち早く発見することに努める。
3、扉を開けて建物内に入るときは、不法侵入者の逃走及び攻撃を避けるため、扉を素早く開けた後、そのまますぐに建物内に入り、周囲を警戒する。
4、相手からの不意の攻撃を避けるため、通路は左側を歩行し、建物の角を曲がる場合は、その前で数秒間停止し、五感を働かせて安全を確認してから左側の壁に沿って素早く曲がる等の安全行動をとる。
5、巡回は、所定時間内に実施できるように心掛け、不審点を発見した場合は正確に記録しておき、次回巡回実施者に申し送って点検させる。
































解答と解説
正解は(1)
1は、適切である。
2は、不必要なライトの点灯は避けるのが適切であるので、適切ではない。
3は、不審者が室内で待ち構えていることもあり、受傷事故防止のために不用意に飛び込まないことが適切であるので、適切ではない。
4の建物を曲がる場合は、大きく曲がるなどの安全行動をとらなければならないので、適切ではない。5は、不審点を発見した場合は、直ちにその原因を確かめなければならないので、適切ではない。






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