問題19                 



次は、学校における巡回業務の留意点を挙げたが、適切でないものはどれか。

1、大学キャンパス内に過激派学生の拠点等がある場合は、不審者の潜入や暴力事件等の発生に十分に注意し、不穏な集会や携行品が見られるときには、速やかに警察機関に連絡する。
2、校内においてのいじめや暴力行為等の粗暴行為については、単に違法行為ととらえることなく、教育の観点から指導する必要もあることから、その対処要領については事前に学校関係者と十分に協議をする。
3、大学では、不特定多数の人が出入りし、単に服装や態度だけでは誰が不審者であるか分かりにくいため、関係者が着用する制服、作業着、IDカード等の識別に必要なものを熟知しておく。
4、小・中・高等学校では試験期間の前後においては、校舎への放火、試験問題や成績一覧表等の持ち出し目的のための不法侵入等が予想されるため、そのような時期には巡回時において、通常時以上の警戒を必要とする。
5、小・中・高等学校の校内での飲酒・喫煙、備品の損壊行為等を現認したときには、その場で注意するか、行為を中止させるほか、学校関係者に報告する。































解答と解説
正解は(1)
2,3,4,5は、適切である。
1の不穏な集会や携行品を発見した場合には、大学側担当者に連絡しなければならないので、警察機関等に連絡するのは適切ではない。




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