問題26                 



次は、ライフライン施設の警備について述べたものであるが、誤りはどれか。

1、ライフライン施設は、一般に業務上必要な者だけが入場を許されており、厳格かつ確実な出入管理が警備の基本となる。
2、事件、事故等が発生した場合に備え、避難措置等について施設管理者と十分な打ち合わせをする必要がある。
3、ライフライン施設の警備業務は、警報装置や監視カメラなどによって、施設に対する侵入を早期に感知できる物理的防御に重点を置き、人による巡回警戒の方法をとる必要性は低い。
4、ライフライン施設で火災等が発生した場合は、多大な被害が生じるおそれが強く、法令によって防災計画や体制等の整備が義務付けられている場合があるので、特に注意する。
5、ライフライン施設は、石油精製施設、発電所、浄水場等で、異常が発生した場合には、国民生活に多大な被害を与えるおそれのある施設である。































解答と解説
正解は(3)
1,2,4,5は、正しい。
3の「人による巡回警戒の方法をとる必要性は低い」は、誤り。正しくは、警報装置や監視カメラなどを活用して、警備業務対象施設に対する侵入を早期に感知できるよう物理的防御を強化するなどを検討した巡回計画を練る必要があるので、誤り。






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