問題52                 



次は、空港保安検査に用いる検査機器についてであるが、誤りはどれか。

1、固定式金属探知機は、24時間電源を入れたまま運用しているため、コンセントが外れていることに気付かないという単純で重大なミスを犯す可能性がある。
2、エックス線透視装置は、エックス線の照射角度との関係から刃物類等の映像は線状になることもあるため、検査担当者に対し、形状判断訓練等を継続して行うことが肝要である。
3、エックス線透視装置は検査対象物がベルトコンベア上を移動すると、所定の位置でエックス線が照射され、検出器で検出された透過データが画像処理され、モニターテレビに映し出される。
4、エックス線透視装置で1回に照射されるエックス線照射量は、胸部レントゲン撮影の約1250分の1程度で、食料品やフィルム(ISO1600まで)等には影響ない。
5、携帯用金属探知機は、固定式金属探知機を通過した旅客全員に対して、金属品の所持の有無について使用する。



























解答と解説
正解は(5)
1,2,3,4は、正しい。
5の携帯用金属探知機は、固定式金属探知機に反応した通過者に対して使用するので、誤り。











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