問題56                 



次は、空港保安検査業務に必要な法令等についての記述であるが、誤りはどれか。

1、航空保安検査マニュアルは、航空法に基づき、国土交通省が作成し、検査の手順、方法等を統一し、確実かつ迅速な検査の実施を図ることを目的としている。
2、航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示(運輸省告示)第27条では、航空機に搭乗する者が、持込手荷物又は受託手荷物として、輸送できる物件の品名並びに数量について定めている。
3、航空法施行規則第194条では、輸送禁止物件として、火薬類、高圧ガス、放射性物質等を定めている。
4、保安検査場の監視に関する指針(国土交通省指針)は、ハイジャック及び航空機爆破等不法行為の防止並びに不法行為発生時の保安検査実施状況の検証等のため、監視装置を使用して行う保安検査場の監視の方法等について定めたものである。
5、ハイジャック関連3条約に対応する国内法として、航空機の強取等の処罰に関する法律、航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律などがある。









































解答と解説
正解は(1)
2,3,4,5は、正しい。
1の航空保安検査マニュアルは、航空法に基づき、国土交通省が作成するものではなく、国土交通省指針に基づき、我が国の航空会社が作成するものであるので、誤り。










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