問題59                 



次は、保安警備業務に関する記述であるが、適切でないものはどれか。

1、保安警備員が店舗内で警戒すべき違法行為は、「万引き」「置き引き」「物品等の破壊行為」「値札のすり替え」「恐喝」等があり、スリについては現認が難しく、誤認に繋がる危険性があることから対象外の違法行為である。
2、近年の店舗は、販売志向の強い売り場優先型から、家族で楽しめるレジャー志向型に変わっている。
3、保安警備業務は制服で行う場合と私服で行う場合とがある。制服の場合は「恐喝」「器物破損」「不審者(物)」の発見・排除を主眼とした威嚇巡回であり、私服の場合は「万引き」等を発見し、現行犯逮捕することを前提とした巡回である。
4、保安警備業務は多種多様化する犯罪の発生に伴い、従来の万引きに加え、商品への毒物等の混入や従業員の内引きに至るまで、その業務範囲は拡大している。
5、店舗内で万引きが発生する要因には、店舗的要因と行為者の個別的要因とがある。店舗的要因とは、店員等による監視性の低下等であり、個別的要因とは、友人や周りの人たちに刺激されて行動するなど、雰囲気や影響されやすい意志薄弱な者の行為などである。






































解答と解説
正解は(1)
2,3,4,5は、正しい。
1のスリについても、対象となる違法行為であるので、適切ではない。







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