問題92                 



次は、火災発生時の応急消火義務等についての記述であるが、誤りはどれか。

1、火災が発生したときは、当該消防対象物の関係者その他総務省令で定める者は、消防隊が火災の現場に到着するまで消火若しくは延焼の防止又は人命の救助を行わなければならない。(消防法第25条第1項)
2、上記1の場合、火災の現場付近に在る者は、消火活動等を行う者に協力しなければならない。
3、上記1の「総務省令で定める者」とは、傷病、障害その他の事由によって、消火若しくは延焼の防止又は人命の救助を行うことができない者を除いた消防法施行規則第46条第1号から第3号に掲げる者をいう。
4、消防法施行規則第46条第1号から第3号に掲げる者とは、(ア)火災を発生させた者、(イ)火災の発生に直接関係のある者、(ウ)火災が発生した消防対象物の居住者又は勤務者をいう。
5、上記4の「勤務者」とは、事業主との雇用契約に基づいて、当該消防対象物内の事業所で職務に服している者をいい、施設警備業務に従事している警備員は、「勤務者」に当たらない。

















































解答と解説
正解は(5)
1,2、3、4は、正しい。
5の警備員は、契約先との契約に基づき、当該消防対象物の警備業務に従事しているので、「勤務者」に当たるので、誤り。







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