問題99                 



次は、軽犯罪法第1条「罪」についての記述であるが、誤りはどれか。

1、第1号「潜伏の罪」は、人が住んでいるが、看守していない邸宅、建物又は船舶の内に正当な理由がなくて潜んでいた者に対する罪である。
2、第2号「凶器携帯の罪」は、正当な理由がないのに、容易に人の殺傷に使用されるような器具を隠して携帯することが、人の生命、身体に対する危害に結びつきやすいことに着目して、そのような抽象的危険性のある行為自体を禁止することとしたものである。
3、第3号「侵入具携帯の罪」は、住居侵入罪の未然防止の意味から罰するものである。
4、第8号「変事非協力の罪」は、火災等の場合に公務員の指示や協力要請に従わなかった場合に罰するものである。また、警察官職務執行法第4条「避難等の措置」にある警察官の指示に従わなかった場合も、本号に該当する。
5、第32号「田畑等侵入の罪」は、住居、邸宅等と違い自由に出入りできる田畑といえども、平穏を害する罪として罰することとしたものである。













































解答と解説
正解は(1)
2,3,4,5は、正しい。
1の「潜伏の罪」は、人が住んでいない邸宅等に潜んでいた者に対する罪であるので、誤り。







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